グラフィックデザイナーに期待してほしいこと|広告界のシェフが語る仕事の本質
グラフィックデザイナーと聞くと、「おしゃれなものを作る人」「見た目を整える人」というイメージを持たれる方が多いかもしれません。
しかし、実際の仕事はもっと奥深く、企業やお店の成長に直結する重要な役割を担っています。
Design Production NEONEでは、グラフィックデザイナー兼アートディレクターとして、紙媒体を中心に様々なデザインを手掛けています。この記事では、グラフィックデザイナーが果たす役割と、依頼することで得られる価値をお伝えします。
グラフィックデザイナーの仕事とは

グラフィックデザイナーは、クライアントの要望に合わせて「ポスター」「名刺」「ロゴ」「チラシ」「パッケージ」「パンフレット」「雑誌」「書籍」などをデザインします。
単に見た目を整えるのではなく、
- クライアントとの打ち合わせ
- ターゲット層(エンドユーザー)の分析
- 構成やレイアウトの設計
- 写真やイラスト素材の選定
- 配色や文字組みの最適化
など、ゴールに合わせた多面的な作業を行い、「機能的」で「見やすい」デザインを作り上げます。
簡単に言えば、クライアントの思いを消費者目線で表現し、形にする仕事です。
広告界のシェフという考え方
私が仕事を説明するときによく使う比喩があります。
それは、「グラフィックデザイナーは広告界のシェフ」ということ。
シェフは、食材の選定・味付け・盛り付けまで、一皿の料理を提供するために様々な工夫と試行錯誤を重ねます。
グラフィックデザイナーも同じです。
- 素材選び(食材の選定):写真・イラスト・フォントの吟味
- 構成(味付け):レイアウトや色の調和
- ブラッシュアップ(盛り付け):細部まで美しく整える仕上げ
こうして一つの広告を完成させ、クライアントとエンドユーザーを結びつけます。
プロに依頼する3つのメリット

1. ブランド力が向上する
美しく、機能的で質の高いデザインは、企業や店舗に安心感と信頼感を与えます。結果としてブランド価値が高まり、顧客の心に残ります。
2. 時間と労力を節約できる
自分でチラシや名刺を作ることも可能ですが、膨大な時間と労力がかかります。プロに任せれば、その分事業に専念できます。
3. 成果につながるデザインが手に入る
視線の誘導、情報の優先順位、フォントや余白の計算…。これらはすべて、消費者の行動を促すための設計です。単なる見た目の美しさではなく、目的達成のためのデザインが手に入ります。
素人とプロの違いは「見えない計算」

雑誌や書籍がスラスラ読めるのは、フォントサイズや行間、文字数まで緻密に計算しているからです。
ロゴが印象的なのは、何十回も微調整を繰り返し、心理的な印象まで考慮しているからです。
これらの工夫は一見目に見えませんが、最終的な成果に大きな差を生みます。
まとめ
グラフィックデザイナーは、ただ「おしゃれなものを作る」存在ではありません。
クライアントの想いを形にし、エンドユーザーの心を動かし、行動を促す。そんな裏方でありながら、事業の成長を支えるパートナーです。
シェフが一皿の料理でお客様の心と胃袋を満たすように、私たちはデザインで事業主の想いとユーザーの心をつなぎます。
お問い合わせ
「こんなデザインを作りたい」「どう表現すればいいかわからない」——そんな段階でも大丈夫です。
まずは目的やイメージをお聞かせください。形にするのは私たちの仕事です。