Design

業種別おすすめ名刺デザイン例|美容・士業・飲食などの印象を決めるポイント

名刺は業種ごとに“正解”が変わる

名刺は「誰に渡すか」でデザインの印象が大きく変わります。

同じフォーマットをどの業種でも使うのは効率的ですが、最適とは言えません。

美容室の名刺と弁護士事務所の名刺を想像してみてください。

カラフルで華やかなデザインがふさわしい場合もあれば、堅実で落ち着いた雰囲気が求められる場合もあります。

つまり、名刺には 業種ごとの“文脈” を踏まえたデザインが必要なのです。

美容・サロン系

美容サロン向け名刺デザイン:パステル配色とアーティスティックなデザイン

美容室やエステ、ネイルサロンなどでは「雰囲気づくり」が第一。
→ 「おしゃれさ」や「やわらかさ」を重視するのがポイントです。

色使い(ピンク・パステル・グリーン)

柔らかいピンクやパステル色は優しさや親近感を与え、リラックスできる空気を演出できます。

フォント(丸みのある・流れるような書体)

柔らかい書体は親しみやすさと華やかさを同時に伝えられます。男性であれば細身のゴシック体もオススメです。

ワンポイント(ロゴや写真)

店舗のロゴや小さな写真を入れると、イメージや雰囲気を直感的に伝えられます。

上記画像の名刺は男性スタイリスト様からのご依頼でした。スプレーアートのデザインをご要望でしたので、それだけで個性とオシャレさが格段にアップしました。表面がスプレーアートなので裏面はシンプルに情報を並べるだけでより表面が引き立ちます。

士業(弁護士・税理士・行政書士など)

士業向け名刺デザイン:落ち着いたレイアウトと誠実さが出るカラーリング

士業の名刺は「信頼感」と「誠実さ」が第一。
→ 「誠実さ」「安定感」を伝えるデザインが信頼につながります。

配色(ネイビー・黒×白)

濃色と白の組み合わせは堅実さを伝え、落ち着きと安心感をもたらします。

フォント(明朝体や堅めのゴシック)

きちんとした書体は誠実さを強調し、専門性や責任感を印象づけられます。

レイアウト(余白を活かした整理)

情報を絞り余白を確保すると視認性が上がり、信頼感のある印象になります。

上記写真の名刺は弁護士事務所様の名刺ですが、ロゴとセットでご依頼いただいたため、ロゴマークのコンセプトを中心に展開しました。白をベースにポイントで薄いグリーンを取り込み、誠実さと落ち着きを出した名刺にしています。
士業としては変化球のデザインですが、企業の本質を捉えていれば、このような変化球も違和感なくマッチします。

飲食店

飲食店向け名刺デザイン:お店の雰囲気に合わせたデザインと活気や老舗感が出るフォント

飲食店の名刺は「活気」「食欲」「お店の雰囲気」を直感的に伝えることが重要です。
→ ショップカード的な使い方も想定し、機能性とデザインを両立させると効果的です。

配色(赤・オレンジ・緑)

お店のジャンルやコンセプトによりますが明るい色は食欲を刺激し、元気さや温かさなど店のムードを印象づけます。

裏面活用(地図・店舗情報)

地図や店舗情報を裏面にまとめることで一つのショップカードにもできます。

デザイン要素(写真やクーポン)

一部のメニュー情報やクーポンをつけることで、来店動機をつくる導線として機能します。

上記写真の名刺は居酒屋様の名刺ですが、少し小洒落た今風の居酒屋だったため、白ベースに和色の筆の装飾を薄く纏わせ、控えめながらも躍動感(活気)が出る名刺にしました。紙は価格を抑えつつもザラついた和紙っぽい紙を選び、質感も大事にしています。

医療・福祉

医院向け名刺デザイン:清潔さと安心感の出せるカラーリング

医療・介護・福祉関連では「安心」「清潔感」が第一印象を決めます
→ 読みやすさと信頼感を両立させたデザインが求められます。

配色(水色やグリーン)

穏やかな色は落ち着きを与え、やさしさや清潔感を自然に印象づけます。

レイアウト(シンプル&整理整頓)

情報の階層を整理し余白を確保。清潔で整った印象が信頼につながります。

アイコン(+マークやハートなど)

直感的なアイコンで役割が伝わり、初見でも安心感と親しみが生まれます。

例えば上記写真の名刺は歯科医院様の名刺ですが、清潔感あるライムグリーンと白を基調にしたシンプルな名刺です。ロゴを持っていない歯科医院様だったため、簡易的な爽やかで落ち着いたシンプルなマークをプラスしました。

クリエイティブ業(デザイン・広告・アート系)

クリエイティブ向け名刺デザイン:独創性と配色の妙、加工の存在感

デザインや広告などの業界では「個性」が最も重視されます。
→ 「他と違う」「印象に残る」ことが最大の武器になります。

レイアウト(非対称や大胆な構成)

大胆な構成は独創性を際立たせます。視線誘導を設計し印象を強く残します。

配色と余白

独自の配色と余白設計でセンスを可視化。トーンと空間で語ることができれば信頼感が増します。

特殊加工(箔押し・型抜きなど)

加工を一点投入すると触感と話題性を生み、渡した瞬間に圧倒的な存在感を示せます。

例えば上記写真の名刺は私、Design Production NEONEの名刺です。カラフルなペイントデザインでかなり派手に仕上がっていますが、独自性をアピールすると同時に、企業の数だけデザインの数があることをテーマにした「100社100色」を表現したものです。ペイント部分は艶感のある立体加工で存在感も強まります。

まとめ

名刺は小さな紙面ですが、業種ごとに求められる印象はまったく異なります。

美容なら華やかさ、士業なら誠実さ、飲食なら活気、医療なら安心感、クリエイティブなら個性。

こうした業界ごとの特性を理解してデザインすることで、名刺は単なる連絡先ではなく、“あなたや会社を表す広告” に変わります。

「どんなデザインが自分に合うかわからない」と思ったら、ぜひプロにご相談ください。


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