ロゴはブランドの資産になる
ロゴは単なるデザインではなく、企業やサービスの「顔」となる存在です。
ここで手を抜くとイメージダウンに繋がる場合もありますし、長く使い続けられる資産だからこそ、制作のプロセスを丁寧に踏むことが欠かせません。
ここでは、実際のロゴ制作の流れをわかりやすく解説します。
1. ヒアリング

ロゴ制作の出発点は、クライアントとのヒアリングです。
- 企業理念やサービスの特徴
- ターゲット層(誰に届けたいか)
- 競合他社のロゴの傾向
- ロゴに取り入れたい色やデザインの方向性
これらを丁寧に聞き取り調べることで、ブランドの方向性を明確にします。
2. コンセプト設計

ヒアリングをもとに、ブランドを視覚化するための「言葉」を設計します。
- 「安心感」→ 丸みのある形・柔らかい色
- 「革新性」→ 幾何学的で直線的なシンボル
- 「高級感」→ モノトーン・洗練されたタイポグラフィ
このような感じで、ヒアリングからコンセプトを決定し、それに沿ったイメージの骨組みを作ります。この段階では手描きのラフイメージが多いです。ここでデザインの軸が固まります。
人は骨があるから形を維持し自立することができますが、それと同じでロゴも骨組みが無いとロゴとして成立しません。
ここまでできればロゴの7割は完成と言っても過言ではありません。後は肉付けするだけです。
3. デザイン案の制作

コンセプトをもとにデザインを肉付けし、クライアントが選択できるよう複数案を制作します。色々な案をみたいという場合、例えば
- イニシャルをマークにしたもの
- 理念をマークにしたもの
- サービス内容をマークにしたもの
このような感じで骨組み(コンセプト)は同じにしつつ、アプローチの違う選択肢を用意します。
比較できる案を提示することで、ブランドに合う表現を見つけやすくなります。
4. フィードバックと修正

クライアントからの意見を取り入れ、ブラッシュアップを繰り返します。
- 色の微調整
- 書体の変更
- シンボルの簡略化
納得のいくまで修正を行い、最終形を完成させます。クライアントとの相性もありますが、ヒアリングからコンセプト設計がきちんと行われていれば一からデザインを作り直しにすることはほぼありません。
5. 納品と展開

完成したロゴは、さまざまな場面で使えるようにデータを納品します。
- AI形式(印刷物や拡大用)
- PNG形式(背景透過でWebに最適)
- JPG形式(汎用性が高い)
さらに、名刺・チラシ・Webサイトなどでの展開も想定してバリエーションを用意することが理想です。
まとめ
ロゴ制作の流れは大きく5ステップ。
- ヒアリング
- コンセプト設計
- デザイン案の制作
- フィードバックと修正
- 納品と展開
この5つのプロセスを踏むことで、単なる「見た目」ではなく、ブランドの価値を長く支えるロゴが生まれます。
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